経営の問題を「解く」前に「問いを立てる」ことの重要性
執筆: Opal Compass Horizon — ノート、
経営の問題に直面した時、多くの経営者はすぐに「どうすればいいか」を考えます。でも、問いの立て方が間違っていると、正しい答えを出しても問題は解決しません。この記事では、問いを立てることの意味を具体的に考えます。
「売上が下がっている」は問いではない
「売上が下がっている。どうすれば上げられるか?」という問いは、一見正しそうに見えます。でも、売上が下がっている原因が何かによって、やるべきことは全く変わります。
顧客数が減っているのか、顧客単価が下がっているのか、特定の商品の売上だけが落ちているのか。原因を特定せずに「売上を上げる方法」を考えても、的外れな施策になることが多いです。
問いを立てる前にやること
問いを立てる前に、まず「何が起きているか」を事実として整理することが必要です。感覚や印象ではなく、数字と出来事を並べる。その上で、「なぜそれが起きているか」を複数の仮説として出す。
仮説が複数出たら、どの仮説が最も可能性が高いかを検討する。この順番を踏むことで、問いが具体的になります。
外部の視点が問いを変える理由
経営者が自分で問いを立てると、どうしても自分の経験や思い込みに引っ張られます。「うちの業界はこういうもの」「この問題は以前もこうやって解決した」という前提が、問いを狭くします。
外部の視点は、その前提を問い直すことができます。答えを提供するより、問いを変えることが、外部のコンサルタントの重要な役割の一つだと考えています。
問いを立てることについて、もう少し話したい方はお問い合わせフォームからご連絡ください。